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豪華なコッホ展 パンフレット
~ごあいさつ~

この度「豪華なコッホ展」を開催することができたことは、美術業界においても奇跡的な快挙であると言われています。
世界的に有名なコッホの向日葵が一堂に会することも初めてであれば、先日発見された幻の「1本の向日葵」が、美術展として一般公開されることも、世界初のことです。この感動を、ぜひご来場の皆様と一緒に楽しめたらと思います。
我が美術館は、世界でも最先端のセキュリティを誇る美術館でありながら、敷地内の岩山や湖も大変美しく、景観も楽しんでいただけると思います。
自然豊かなこの土地で、皆様の五感に触れる美術展を是非お楽しみください。
最後に、この美術展を企画されたヤスダ美術商様、並びにご協賛いただいたスズキ財閥様に御礼申し上げます。
湖岩美術館 館長 コイワ
~コッホと「向日葵」シリーズ~

ビンセンノ・ファン・コッホ(1853-1890)
オランダのポスト印象派の画家。若い頃、絵画の修行のために、日本を訪れている。墨絵に感化され、白と黒の絵の具のみで描かれた絵もあったが、墨絵の繊細さからはかけ離れていたため「子どもの落書き」と、あまり評価をされていなかった。
主要作品の多くは、オランダに戻ったあと、晩年の1886年以降に生み出されている。
向日葵シリーズ
コッホの作品で、特に有名なものが「向日葵」シリーズで、「2本の向日葵」から「7本の向日葵」の6作品は、それぞれ世界各地の美術館で保管され、世界中の人々の目を楽しませてきた。
そして、昨年、シリーズの中で幻とされていた「1本の向日葵」が発見された。コッホが日本での修行時代に世話になった宿屋の主人に宛てたとされるお礼状が、コッホの子孫によって発見されたことから、その宿で代々「子どもの落書き」として保管されていた絵こそが、幻の「1本の向日葵」であるという事実が発覚したのだった。
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